持続可能な活動の本質(縁の木通信No.26)

緊急事態宣言が明けました。往来が戻り、少しずつにぎやかになる中で選挙が終わり、ニュースからも新型コロナウイルスの話題が少なくなりました。

一方で増えたのがCOPの開催に伴う地球環境問題についてと、若い人の活動をSDGsの文脈の中で扱うニュースです。 SDGsは国連が定めた持続可能な開発目標で、その前はMDGs(ミレニアム開発目標)として開発途上国の課題解決を目標に定められましたが、SDGsは取り組み主体が国や自治体のみから、国民や民間企業が含まれるようになり、社会貢献を行う民間企業への投資を行う基準となるなど(ESG)、先進国の個人、企業、自治体、国までも巻き込む大きな目標となりました。

言葉や主体が変わっても、大切なのは、なにが根幹なのかを見失わないこと。持続可能な形で活動を続けることの意義を大事にしながら仕組みを創っています。

 今月の探検隊

「どうせなら縁の木ならではのサブスクリプションを。」と先月から開始した定期便「味さがし探検隊」。

プランは三種類。隔週で「同じ店・同じ焙煎機・同じ豆」で別の焙煎度合いを楽しむことができます。

最近の流行で、お店が集まって様々なバリエーションを提供するものや、少量ずつ様々な豆を楽しむセットなど、趣向を凝らしたものが多く、いくつか購入する中で、「縁の木ならこう喜んでもらいたい」というイメージを膨らませました。ドリップパックの定期便もご用意しています。

今月前半はパプアニューギニアのシグリ農園をお届けします。西部高地地方ワギ・バレーに位置する歴史ある農園で、完熟チェリーの手摘み、通常より1日多い4日間をかけた水洗発酵行程、たっぷり10日間をかけた天日乾燥、卓上手選別など、美味しさを真摯に追及する有数の農園です。大粒のティピカ種の美味しさをお楽しみください。

後半はケニアAAをお届けします。世界での生産量の割に(二十五位)日本では古くから楽しまれている豆で、特に中深煎りは絶品です。

蔵前ホワイト登場

アサヒグループホールディングスさんが地域コミュニティとの連携を進める取り組み「RE:CONECTION」の第三弾「蔵前ホワイト」が1十月二十二日発売になりました。

蔵前ホワイト

蔵前ホワイトはクラマエモデルに参加してくれている人気サンドイッチ店「マルセリーノモリ」さんのパンの耳を台東第三福祉作業所でラスクに焼き上げ、ヴァイツェンビールに加えて作るホワイトビールです。「いつかは何かに生かしたい」と、パンの耳をサンドイッチ製造の前に切り落とす手順を採用していたマルセリーノモリさんの想いと、台東第三福祉作業所のオーブン活用のノウハウが生きる美味しいビールが完成しました。縁の木は回収フロー整備とラスクの焼成レシピ作り、原材料分析で参加させていただきました。

蔵前ホワイト

蔵前ブラックと共に、アサヒさんの直営店でお飲みいただけます!

編集後記

次男坊を電車で支援学校まで送っていくと、様々な人に会います。1人ブツブツと呟く次男坊を気味悪がる人もいますし、目を細めて見守ってくださる方もいます。そんな中、気になっているのが、ここのところ続いている通り魔的な殺人や、公共の場での凶行です。縁の木のスタッフのまきちゃんも車で移動する中、「いらいらした運転を多く見かける」と言います。人々が汲々としている、という姿を多く見かけるということは、それだけ余裕がない、ということ。こんな時こそ助け合い、生きたいものです(し)

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